先月、iPS細胞でノーベル医学生理学賞受賞が決定した京都大学教授の山中伸弥氏。運命分析術「未来学」の鳳華氏によると、今年はあくまでも「スタート」、2年後にはさらなる「決断」が待っているという。

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 山中教授は、俗称・堅実星の「山の星」。責任感が人一倍強く、自分でやると決めたことは、誰が何と言おうと最後まで貫き通す完璧主義者です。

 また、寅年の山中教授は、山の星のなかでも干支(えと)による12分の1の確率で現れる、特別な運気を持った「ゼロスター」。自分に与えられた使命を見つけると、誰もが驚くほどの力を発揮します。ただ、一般には理解できない言動をすることが多く、変わり者と揶揄されてしまうことも多かったと思います。

 周囲をまとめるボスの側面と、気ままな一匹狼の側面を併せ持っています。そんな山中教授が今回のように才能を開花させるためには、公私ともに支えてくれるパートナーの存在が絶対に必要。それが、同い年の妻であり医師の知佳さんでした。

 山中教授の今年の運気は、新たなスタートに適した「芽」の時期。2年後に訪れる「決」の年に、大きな決断が待っているようです。その決断が、人類の未来を明るくしてくれることを願っています。

週刊朝日 2012年11月9日号