柔道に加え、大学ではラグビー、さらに現在はマラソンと根っからのスポーツマン…。iPS細胞を世に送り出したノーベル医学生理学賞受賞の山中伸弥・京都大教授(50)は、小学生のころからモテていたという。

 勉強もスポーツもできるとなれば、女子は放っておかない。妻の知佳さん(50)は中高の同級生だが、それ以前から“注目の的”だったようだ。小学5、6年生の同級生だった奈良市議の酒井孝江さんが言う。

「小学5年生の終わりから急激に山中君の成績が伸び始めて、身長も伸び始めて、女子がソワソワし始めたんです(笑い)。ノーベル賞の発表後に同級生から久しぶりに電話がかかってきて、『あのころ山中君かっこよかったよね、モテたよね』なんて話を聞いて、みんなそう思ってたんだって」

 実は酒井さんは、小学6年のバレンタインデーにチョコを渡すつもりだった。が、タイミングがなく渡せなかった。別の同級生が酒井さんのチョコを持って、代わりに渡しに行ったというのだが、山中教授は覚えているだろうか…。

週刊朝日 2012年10月26日号