コロッケさん ものまね芸の原点は姉だった 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロッケさん ものまね芸の原点は姉だった

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 ものまねブームを代表する存在として余人にはまねできない芸を披露するコロッケさん。その独特の感性は、熊本の二軒長屋で共に育った姉から学んだものだった。

*  *  *
 母のプラス思考を見事に受け継いだのが姉の直子です。明るくて物おじしない性格だから、学校ではいつも人気者。姉とは対照的に、僕はクラスにいるかどうかわからないおとなしい子どもでした。人見知りで同級生ともうまく話せない僕が、思いっきり心を解放できるのがテレビの前でした。

 歌番組、ドラマ、バラエティー……そこには憧れのスターがいて、ときめいたなあ。僕と姉は、ただ見るだけじゃないんです。テレビを使ったいろいろな遊びを考えつきました。アイドルのまねはもちろんのこと、一番熱心にやったのがアテレコ遊びです。ドラマの音を消して、勝手に物語を作ってしまうわけです。「太陽にほえろ!」を使った「ラーメン屋を探せ」は"名作"でしたね。あの伝説の刑事たち、山さんやゴリさんがシリアスに犯人を追う姿に、ラーメン屋がどこにあるかを探すせりふを勝手にかぶせていく。石原裕次郎さんがブラインドに指をかける最後のシーンで「あ、ラーメン屋は目の前だった」で、チャンチャン。

 もう、楽しくってね。お題を出し合って「変な顔遊び」なんていうのもやりました。そういう当時のテレビ遊びが、みんな今の芸につながっている。主導権を握っていたのは姉。僕のお手本は、いつも姉でした。

※週刊朝日 2012年9月7日号


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