歯列矯正 日本人は装置を嫌うが欧米では「ステータス」

週刊朝日
 歯並びの乱れは、口元や顎(あご)のラインなどの容姿を左右するだけでなく、歯周病などほかの歯科疾患を誘発するため、大人になってから、歯列矯正の治療を決意する人も増えている。

 歯科矯正を希望する人が、治療を決断する際にもっとも気にするのが、金属の矯正装置ではないだろうか。笑ったときなど口を開いたときに目立つことに加えて、装着した際の違和感がかなり強いもののように思える。だが、浅井矯正歯科院長の浅井保彦歯科医師はこう話す。

「子どもにくらべると大人のほうが慣れるのに時間がかかりますが、ほとんどの人が、装置をつけて1週間ほどで違和感がなくなると言います」

 だが、そもそも日本人には矯正装置を嫌う傾向がある。欧米では矯正治療を受けていること、装置をつけていること自体がステータスだ。金属製が当然のように思われている矯正装置も、半透明のものや、裏側にワイヤが隠れて比較的目立たないものなどがある。矯正装置にワイヤを固定するためのリング状の高分子化合物(モジュール)もカラフルなものがある。

「欧米では矯正装置もおしゃれ小物の一つとして楽しんでいるのです」(同)

※週刊朝日 2012年6月8日号

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