小沢元代表、もし有罪なら「第2の亀井静香」か 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

小沢元代表、もし有罪なら「第2の亀井静香」か

このエントリーをはてなブックマークに追加
週刊朝日

 4月26日、四半世紀近くその剛腕で政界を揺さぶり続けてきた民主党の小沢一郎元代表(69)に東京地裁の判決が下る。無罪であれば当然、政界で再び大きな存在感を示すだろう。では、もし有罪であればどうなるのか。シミュレーションしてみると、「第2の亀井静香」とも言える立ち位置が見えてきた。
 有罪判決が出た場合は、小沢氏にとっていばらの道、灼熱地獄が待っている。
 小沢氏が控訴しなければ罪が確定し、「即座に除名処分」(党幹部)となるのは衆目の一致するところだ。当然、そうした道は選ばず、控訴することになる。
 その結果、裁判は続く。結束の固い小沢グループといえども、来夏までに必ず行われる総選挙を前に、有罪のレッテルが張られたボスに付き従うのは困難だろう。政治評論家の浅川博忠氏は、「小沢さんと最後まで行動をともにするのは20人程度では」とみる。
「有罪になったら小沢さんの末路が見えてくる。『第2の亀井静香』への道しか残りませんから」(新政研所属議員)
 派閥の領袖として自民党総裁選に出たこともある亀井静香氏(75)は、小泉政権の郵政民営化路線に反対して党を除名され、わずかな仲間とともに国民新党を立ち上げ、09年の政権交代後に与党に復帰したものの党勢は回復せず、その国民新党さえとうとう追い出された。時代を経るごとに仲間の数は先細った。
「党内の有力者で小沢さんの仲間といえば、イラン訪問で完全に浮いている鳩山由紀夫元首相ぐらい。有罪になったら、小沢グループは草刈り場になりそうだ」(浅川氏)

週刊朝日 2012年5月4・11日号


トップにもどる 週刊朝日記事一覧

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい