昨年放送されたテレビドラマ「マルモのおきて」で一躍人気子役となり、3月3日公開の「映画ドラえもん のび太と奇跡の島~アニマルアドベンチャー~」では声優と映画の応援隊長を務める鈴木福くん。今回表紙を飾った「週刊朝日」のインタビューで、思わず謝ってしまう場面があった。

「2月に週刊朝日は90歳のお誕生日を迎えたので、お祝いしてもらいたくて表紙に出てもらったんです」。

 そう説明すると、「僕は7歳だから、90引く7は......? う~ん、う~ん」と頭を抱えた数十秒後に「僕が生まれたとき、83歳! すっご~い」。そこで初めて驚く福くんなのでした。

 なんでも、おじいちゃんやおばあちゃんより本誌は年上とか。でも、関西には本誌より年上のひいおばあちゃんがいるそうです。昨年のNHK紅白歌合戦の最年少出場に続いて、今回の表紙も喜んでもらえるかな。

 撮影趣旨を理解してもらったところで、お母さんから「福、お誕生日プレゼントは?」と質問が。すると眉毛をかわいく八の字にして、「ごめんなさ~い」と謝るのです。

 福くん、あなたの笑顔がいちばんの贈りものです。

※週刊朝日 2012年3月9日号