――そうしたなかでは、秋篠宮さまが誕生日に先立っての会見で言及した「天皇陛下の定年制」を検討する必要があるのでは。

C 秋篠宮殿下は通常、法改正が必要な事柄に言及することはなく、非常に驚きました。なぜあのように踏み込んだ発言をなさったのか、私はどうにも腑に落ちないんです。

B あれは秋篠宮殿下が「定年制」を肯定したわけじゃありません。「定年制を設けたらどうかという意見もある」という質問に引きずられ、殿下が定年制と口にしてしまった部分だけがセンセーショナルに取り上げられてしまったんです。

E 確かに、秋篠宮さまは「今おっしゃった定年制というのは、やはり必要になってくると思います」と発言なさった後に「というか」と打ち消され、「年齢で区切るのか、どうするのか議論しないといけない」と言い直していましたね。

B 殿下の発言は、他の皇族と公務を分担していくという趣旨で、年齢で区切って引退ということは考えていないと思いますよ。仮に陛下がご病気などで体が動かないということになれば、昭和天皇が皇太子時代、大正天皇の摂政を務めたように、定年制よりも摂政を置くほうが現実的な選択肢になるはずです。

C 陛下も定年制はお望みではないでしょう。

――秋篠宮家では、職員が次々に辞めてしまっているとも報じられています。

E 皇太子さまの東宮と秋篠宮家を指して、3K職場と呼ぶ口さがない職員もいるとか。

D 雅子さまが病気療養中である皇太子ご夫妻や、高齢の宮家は、十分に公務をこなせていない。そのため、筆頭宮家として秋篠宮家に負担がかかり、慢性的な人手不足にあるのは事実で、ご本人や職員は疲れ果ててしまうんです。

◆04年にもあった雅子さま離婚説◆

C 頭の回転の速い紀子さまは、どうしても細かいところまで気を回してしまう。悠仁さまが生まれるとき秋篠宮邸を改修したが、改修や物品の調達についても、色や形についても細かく注文されたらしい。「正直、参っています」とこぼす職員もいました。

E 秋篠宮家では、若くて機転の利く職員が重宝されるんですよね。秋篠宮家で働くのは肉体的にきつく、東宮家は精神的にきついということでしょうか。

C それはどうでしょう。現役の職員からは、雅子さまのほうがまっすぐできまじめで普通、という声を耳にします。不思議なことに、あれほど公務を頑張り、皇室内での理不尽な状況に耐えている紀子さまの人気はそれほどでもないんですよ。

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