別の友人がこう語る。

「彼はいろいろ理由をつけては月に1割の配当を出す投資話をしょっちゅうしてる。その話をするときも昨年9月までは華原がいつも一緒だった。隣で『わたし、安藤の嫁で~す』と言いながら目の焦点が合わず、ヤバイ状態だった。安藤も気持ちの起伏が激しくて『精神安定剤を飲むとイキにくくなる』と言ってた。交際期間がややダブるけど、8月から加護も連れ歩き、自分を『アンアン』と呼ばせ、人前で膝枕(ひざまくら)をさせることも。昨年暮れには『ジャズの地方巡業のスポンサーを見つけたい』と話し、加護も隣で『お願いします』って」

 加護は彼氏の帰りを殊勝に待ちわびている。安藤容疑者側には9月27日の勾留期限までに被害者と示談し、娑婆(しゃば)に出られるとの期待が募るが、示談交渉はすでに決裂していた。

 被害者の民事代理人を務める田瀬英敏弁護士が語る。

「最初はお金を返してもらえれば何も言うことはなかったが、暴力団の名を出されて畏怖させられ、9月22日には弁護士がものすごく低い金額を提示してきたので、示談はお断りしました。中途半端な金額を受け取るくらいなら服役して反省してくれたほうがいいという気持ちに被害者も傾いている。実際、安藤容疑者は逮捕されて容疑を否認し、実刑への道を突き進んでいるように映りますが」

 加護ちゃん、どうする!? (本誌取材班)


週刊朝日