山本モナ(34)が結婚した。彼女は、芸能界をどう走り続けてきたのだろうか。4年前、キャスターとして華々しくデビューしたが、"路上キス"を「フライデー」にキャッチされ降板。

 3カ月後に復帰したが、二岡智宏選手(北海道日本ハム)との五反田ラブホテル不倫騒動で完全にキャスターの夢は潰えてしまった。

 その後も、バラエティー番組、舞台など、新たな仕事を模索したが、結果的にはいまひとつであった。

 予想どおりというか遅いくらいで、噂の不動産投資会社社長との結婚を発表、来春にはハワイで挙式、子作りに励み完全引退となるもようだ。モナとはいったいなんだったのか?

 本人は、一貫してキャスター志向だった。しかし、世の中には受け入れられなかった。今後も仕事を続けるか思い悩んだのだろう。リベンジの気持ちも垣間見えたが、"結果"が出せなかった。バラエティータレントもイベントタレントも女優もモノにはならず、最後には"挫折"撤退したようにみえる。

 疾風のごとく、テレビ界を駆け抜けた"話題性タレント"ではあったが、しょせん、いまのテレビ界にとって徒花(あだばな)だったのではと私は思うのである。

 さて、私の体調ですが、現在、錠剤を使った新たな抗がん剤治療も進めています。点滴ではないので、体調をみながら臨機応変に対応できるところがいい。

 それにしても、味覚障害など相変わらず副作用が続いている。元からの私の主治医が来院したときに語ってくれた、「梨元さん、がんと共存するんですよ」という言葉に納得して、いま頑張っています!

週刊朝日