2015年に起こる動きをまとめてチェック、旅行ビジネスで知っておきたい年間予定 (1/3) 〈トラベルボイス〉|AERA dot. (アエラドット)

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2015年に起こる動きをまとめてチェック、旅行ビジネスで知っておきたい年間予定

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訪日旅行は2015年度も隆盛

訪日旅行は2015年度も隆盛

 昨年は訪日外国人旅行者数が1300万人を突破。2015年は、いよいよ訪日旅行が1500万人(13.0%増)に達するとの予測が示されている(JTB旅行動向見通し)。一方で国内旅行は2億9030万人(1.0%増)、海外旅行は1700万人(0.4%増)と2014年よりは持ち直すものの、一昨年の2013年を下回る推移となる予測だ。

 国内の観光ムードを盛り上げる先鋒は訪日旅行が担うとしても、国民が旅行の楽しみを知る真の観光立国として、国内市場の国内旅行・海外旅行でも需要を生み出したい。消費全般に節約ムードが続くといわれる中、旅行への消費意向は堅いとの予想もある。旅行業界は2015年をどのような年にできるのか。JTBが発表した旅行市場を取り巻く環境と年間予定をまとめた。

 2015年の旅行者数予測、訪日旅行者は13%増の1500万人、日本人出国者は微増の1700万人 —JTB見通し(2014年 12月 19日)
http://www.travelvoice.jp/20141219-33725

【経済動向と消費意向】

 2014年の消費増税で始まった節約志向は、原材料高による物価上昇が追い打ちをかけて2015年も続き、節約ムードは継続すると予想。この3年で30円超の変動となった米ドル相場など円安基調も変わらず、訪日旅行には好しい環境である一方、日本人の海外旅行市場には厳しい状況が続く。

 ただし、円安に加え原油価格の下落傾向で大手メーカーを中心に、企業業績の回復が期待できるとの明るい見通しもある。昇給や夏のボーナスを増額する企業が増えれば、夏以降の明るい材料になると見る。心を豊かにしたり、充実した時間を過ごすための消費意向は高く、JTBの旅行意向アンケートでも、国内旅行の回数や旅行支出を増やす意向が2014年よりも高かった。特に20代の回答が顕著で、若者の動きが期待できる。

【連休の日並び】

 2015年は6年ぶりに秋の「シルバーウィーク」が発生。この動きに対応し、すでに一部旅行会社では2015年の商品を前年より早く販売している。

「シルバーウィーク」は9月に5連休(9月19日(土)~9月23日(水))。レイトサマーの旅行需要も増えそうだ。これを逃すと、次のシルバーウィークは2026年までお預けの見込み。また、お盆は8月15日(土)が土曜日で、2014年より短めになることも、チェックしておきたい。

 ゴールデンウィークは後半が5月2日(土)~5月6日(水)の5連休。前半の祝日は4月29日(水)の飛び石連休となるため、後半の旅行需要が高そうだ。ただし、29日前後の2連休で前半に5連休、後半は8連休も可能となる。

【鉄道旅行の注目高まる】

 ななつ星in九州など、このところ観光素材としての認知が高まった鉄道旅行。2015年は3月の北陸新幹線が開通(長野/金沢間)で、運輸機関の利便性そのものに注目が集まり、旅行者の動線が国内旅行・訪日旅行ともに変わる。現在の東京/金沢間の鉄道所要時間3時間50分が、2時間30分に短縮。大阪からも2時間30分でアクセスでき、新幹線が通る富山などへの旅行も便利になる。訪日旅行では人気が高まっている石川/富山/長野/愛知/三重の「昇竜道ルート」と東京・大阪の組み合わせもしやすくなる。


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