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大ヒットマンガ『鬼滅の刃』は大正時代初期を舞台にした物語である。もともと昔話に登場する鬼が、近代化が進んだ大正時代に現れる設定は、本来ならば違和感を感じるものだ。ところが『鬼滅の刃』では、むしろきらびやかに発展する大都市と対照的に、闇に蠢く存在として鬼が際立っている。
実は『鬼滅の刃』は「鬼退治」という古典的テーマを扱いながら、鬼殺隊や鬼の過去に当時の社会情勢をしっかりと反映している。だからこそ私たちは、大正時代の鬼退治を「リアル」に感じ取ることができるのだ。東進ハイスクール講師で歴史コメンテーターの金谷俊一郎氏が監修した『新考察 鬼滅の刃 大正鬼殺伝奇考』から一部抜粋、再構成し、鬼殺隊に孤児が多い理由を考察する。
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