今ペットを飼って「後悔する人」「しない人」の差 (2/3) 〈東洋経済〉|AERA dot. (アエラドット)

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今ペットを飼って「後悔する人」「しない人」の差

阪根 美果東洋経済
写真はイメージ(GettyImages)

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 お金と保険の相談サービス「ほけんROOM」を運営する株式会社Wizleapは、「2020年4月以降にペットを飼い始めた人のペットに関する意識調査」(回答:121名)を発表しました。

 回答者に「ぺットをどこから迎えたのか」を尋ねたところ、ペットショップが41%、知人から17%、譲渡会(動物愛護団体等)から17%、自分で保護した12%、ブリーダーから10%、保健所2%、その他1%という結果に。

 動物愛護の精神が広がり、保護犬や保護猫の認知度がアップしているにもかかわらず、譲渡会や保健所からの引き取りは少なく、ペットショップから迎えたという人が圧倒的に多いことがわかります。それはなぜでしょうか。

 譲渡会や保健所、また健全なブリーダーは、譲渡に一定の条件を設け、「生涯にわたって責任をもって飼ってくれる人かどうか」「犬や猫を幸せにしてくれる人かどうか」を見極めます。飼い主になりたくても条件が満たされなければ、断られることもあります。つまり、「飼うためのハードルが高い」のです。

 一方のペットショップは、お金を出せば誰もがペットを手に入れられる仕組みです。最近はローンも組むこともできますし、たとえ飼育環境が整っていなくても、飼うための知識がなくても、それを止める人は誰もいません。当然ペットショップを利用した飼い主すべてがそうとは言えませんが、生き物を飼う責任を考えず、安易に飼い始める人も一定数います。

■6人に1人がペットを飼って「後悔した」ことも

 意識調査では、さらに「ペットを飼う前に調べたこと」を尋ねました。「適切なフード、またその量」が90票、「必要な飼育スペース」71票、「なりやすい病気」70票という結果でした。最低限必要な情報は調べているものの、「必要な運動量」が36票、「生涯かかる飼育費用」が27票、「アレルギー検査」18票、「緊急時の預け先」16票で、これらは調べないという傾向にあることがわかりました。

 また、「ペットを飼ってから知識不足だと感じたことがあるか?」と尋ねると56%の人が「はい」「どちらかというとはい」と回答しました。

 ペットを飼う人の多くが、まずは動物の可愛いところなどメリットばかりに注目します。「飼ってしまえば何とかなるだろう」と、事前に必要な情報を調べることもなく、安易に飼い始める人もいます。

 しかし、現実はいいことばかりではありません。飼い始めはむしろ大変なこと、予想外のことも多く、後悔する人もいます。意識調査でも、「ペットを飼って後悔したことはありますか?」の質問に対して、「はい」「少しある」と回答した人が15%もいました。


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