犬を飼う人ほど「不幸を遠ざける」科学的根拠 (2/3) 〈東洋経済〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

犬を飼う人ほど「不幸を遠ざける」科学的根拠

堀田秀吾東洋経済
写真はイメージ(GettyImages)

写真はイメージ(GettyImages)

 たしかに、多くの人はカワイイものを見ると、もっと「しっかり見よう」という気持ちが無意識に働きます。結果、注意力が上がり集中状態が持続したと考えられる、つまり“カワイければ、カワイイほどいい”というわけです。

 ペンシルバニア大学のグロッカーらの研究では、カワイイ赤ちゃんの写真を見ると、やる気や集中力や喜びに関係する脳の部位が顕著に活性化されることが確認されています。集中力が散漫になっているときは、スマホで赤ちゃんや愛くるしい子猫や子犬、子パンダなどの動画を見てみてください。

 ただし、ずっと見ているのは逆効果。研究では1分~1分半という長さがちょうどいいということです。それ以上はダラダラ見てしまうだけなので注意してくださいね。

■あのGoogleが「犬」をとても大事にする理由

 また、写真や動画を見るだけではなく、実際に動物と交流を持つことはストレス解消にも効果的です。

 人間関係を形成することそのものにストレスを感じるという人にとって、「動物と触れ合うことで“幸せホルモン”のセロトニンやオキシトシンが増える」という“ペットセラピー”の研究は、心強い処方箋となるでしょう。

 職場にネコを放し飼いにする企業などもありますが、ネコの愛くるしさをもって、ストレスを軽減させる、癒やされる、というのは良い効果をもたらす実践とも言えそうです。

 世界的企業のGoogleも、自社を「ドッグカンパニー」と称するほどで、企業文化になくてはならない存在として犬を挙げているほど。従業員にペットの健康保険を提供するなど、海外では動物を家族のように扱う例が少なくありません。


トップにもどる 東洋経済記事一覧



おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい