巨匠ウディ・アレンと組んだアマゾンの大失敗 (1/3) 〈東洋経済〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨匠ウディ・アレンと組んだアマゾンの大失敗

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猿渡 由紀東洋経済

※写真はイメージです

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我が子に復讐されるアレンの奇妙な監督人生

 離婚騒動やらタブロイド紙との争いやらで何かと忙しいアマゾンCEOのジェフ・ベゾスに、もう1つ頭痛のタネができた。映画『アニー・ホール』などの代表作を持つ大御所監督ウディ・アレンが、契約違反としてアマゾン・スタジオズを相手に訴訟を起こしたのだ。そして、大方の見方によると、どうやらアマゾンはこの巨匠にかなりの賠償金を払うことになりそうなのである。

●ウディ・アレンを見限ったアマゾン

 アマゾン・スタジオズとアレンが初めて組んだのは、アマゾンが映画の製作配給に乗り出して間もない2014年のこと。アレンを積極的に誘致したのは、当時アマゾン・スタジオズのトップだったロイ・プライスだ。

 アマゾンの資金提供を受けて、アレンは映画『カフェ・ソサエティ』『女と男の観覧車』、テレビドラマ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」を作る。さらに製作中、4本の次回作を好条件で作らせてもらうという新たな契約も取り付けていた。その1本目が、2018年に公開予定だった『A Rainy Day in New York』である。

 だが、同作の撮影を終了した2017年秋、ハリウッドでは「#MeToo」運動が勃発。ハーベイ・ワインスタインをはじめ、ハリウッドの大物のセクハラや、性的暴行が次々暴露される中、プライスもセクハラ常習犯としてアマゾンを追い出されてしまう。そして、アレン本人の名前も浮上した。アレンは、かつて交際していた女優ミア・ファローとの養女である、ディラン・ファロー(当時7歳)に性的虐待を加えた疑いで民事裁判にかけられていたのである。


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