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中国地方の来週は、前線や湿った空気、台風の影響で梅雨入りとなる可能性があります。大雨や台風への備えを再確認すること、また、湿度が高くなる梅雨時期から夏は、特に食中毒に注意が必要です。

来週は雨の日多く 台風の動向に注意を

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中国地方は今週末の28日(日)までは天気の大きな崩れはなく、日差しも期待できるでしょう。28日(日)の午後は南から湿った空気が流れ込むため、ムシムシとしてくる見込みです。最高気温は山陰や山陽北部を中心に30℃くらいになり、蒸し暑くなるでしょう。
29日(月)からは、前線や湿った空気の影響で雨の降る日が多い見込みです。29日(月)午後から30日(火)は前線が南下する影響で、中国地方は広く雨が降る見込みです。前線の活動が活発になり大雨になる恐れもあります。
また、26日(金)現在、台風2号が猛烈な勢力でフィリピンの東を西寄りに進んでおり、来週初めには沖縄の南で停滞する見込みです。
前線や台風の動向によって雨の降るタイミングや大雨になるタイミングが変わる可能性があるため、最新の気象情報をこまめに確認してください。

来週は梅雨入りの可能性も

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これは5月25日(木)、日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」です。
中国地方の梅雨入りは来週、5月30日(火)ごろで、平年より早い梅雨入りを予想しています。
(中国地方の平年の梅雨入りは6月6日ごろ、山口県は6月4日ごろ)
5月末から6月はじめにかけて、日本付近には前線が停滞しやすく、台風の影響が出る恐れがあり、大雨や台風への備えをする必要があります。

日頃からできる備え

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今年も大雨に備える時期になりました。
まず、自宅周辺や通勤・通学経路を中心に、ハザードマップで危険箇所がどこにあるか再確認してください。その上で、大雨になった時にどこに、どうやって避難するかなど、話し合っておきましょう。
また、電気や水道、ガスなどのライフラインが使用できなくなった時のために、非常用の水や食料を用意しておいてください。懐中電灯や予備の電池、防災ラジオなどの情報収集ツールなども用意しておき、いざという時に直ぐに使用できるようにしておきましょう。

食中毒予防の3原則

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湿度が高くなる梅雨の時期から夏にかけては、細菌による食中毒に特に注意が必要な季節です。
食中毒予防の3原則は
①つけない:手洗いを徹底し、調理器具はしっかり洗浄、殺菌を行い、使い分ける
②増やさない:食材の温度管理を徹底する
③やっつける:加熱処理を万全にする
です。