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きょう18日は、沖縄・奄美で平年より遅く、梅雨入りの発表がありました。日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」では、梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向で、梅雨入りは、九州南部と北陸、東北で平年より遅く、九州北部から関東甲信は平年並み。大雨の備えは早めに。

きょう18日は沖縄・奄美で平年より遅い梅雨入り

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梅雨は、春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨の降る日が多くなり、日照時間が少なくなる季節現象です。
天気図にも大きな特徴があり、本州付近には東西にのびる「梅雨前線」と呼ばれる前線が描かれるようになります。

きょう18日の天気図には、東シナ海にのびる「梅雨前線」がみられます。
気象庁は、きょう18日、沖縄・奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。沖縄では平年より8日遅く、奄美では平年より6日遅い梅雨入りです。

梅雨に入るとともに、大雨による災害が発生しやすい時期となり、まさにきょう梅雨入りした沖縄では、昼頃に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るなど、大雨となった所があります。

「梅雨入り」が発表されたら、雨の降り方などに一層耳を傾けて、雨の情報に注意してください。

今年の梅雨入り 九州南部と東北は平年より遅く 九州北部~関東甲信で平年並み

きょう18日、日本気象協会が発表した「梅雨入り予想」では、梅雨前線の北上は平年と同様か遅い傾向となりそうです。
今年の梅雨入りは、九州南部や北陸、東北は平年より遅く、九州北部から関東甲信は平年並みでしょう。

九州南部の梅雨入り平年日は5月30日頃ですが、5月下旬は梅雨前線は北上しにくいため、平年よりやや遅れる傾向にあるでしょう。
6月上旬から中旬になると、梅雨前線は太平洋側の南岸までは北上しやすくなるため、九州北部から関東甲信の梅雨入りは平年並みになりそうです。
北陸や東北への梅雨前線の北上は遅れる傾向となるため、梅雨入りは平年より遅い傾向となるでしょう。

沖縄・奄美地方から雨の季節に入りました。
九州から東北にかけても、周期的に雨が降りやすくなってきましたので、大雨の備えは早めに行うと良さそうです。