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きょう18日、気象庁は沖縄・奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。

沖縄・奄美地方 平年より遅い梅雨入り

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気象庁は、きょう18日、沖縄・奄美地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。沖縄では平年より8日遅く、奄美では平年より6日遅い梅雨入りです。今年も長雨の季節が始まりました。

※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

雨の季節到来 けさは激しい雨も 梅雨入り早々に大雨注意

きょう18日、東シナ海にのびる前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
沖縄、奄美地方の広い範囲に雨雲がかかり、所々雨雲が発達していいます。

沖縄県粟国空港では1時間に33.5ミリの激しい雨を観測しました。(午前9時29分まで)
また、南寄りの風が強まり、横殴りの雨になっている所もあります。

あす19日にかけて、沖縄・奄美地方は断続的に雨が降り、激しく降る所もありそうです。
前線の活動の程度によっては、「警報級の大雨」となるおそれがあります。

あす19日12時までの24時間に予想される雨量(多い所)
沖縄本島地方 100ミリ

落雷や竜巻などの突風にもご注意ください。

なお、梅雨明けの平年は沖縄地方は6月21日ごろ、奄美地方は6月29日ごろです。

大雨の備え

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雨の季節が到来しました。
大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

①避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。

② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。

③側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。