メイン画像
メイン画像

けさ(18日)も、北海道から近畿にかけて晴れて、日差しとともに早いペースで気温が上昇。東北や関東では最高気温が30℃以上の真夏日となっている所も。東京都心でも2日連続の真夏日に。5月中旬までに2日連続で真夏日となるのは、観測史上初めて。熱中症に警戒を。

東京都心で2日連続の真夏日

きょう18日(木)も、北海道から近畿にかけて、朝から強い日差しが降り注いでいます。日差しともに気温が上がり、すでに最高気温が25℃を超えている所が多くなっています。

午前10時までの最高気温は、神奈川県海老名市で31.8℃、岩手県釜石市で30.8℃、茨城県日立市で30.6℃など、東北や関東で30℃以上の真夏日の所が多くなっています。

東京都心も30.5℃を観測し、2日連続で真夏日となりました。5月中旬までに2日続けて真夏日となるのは、観測史上初めてです。
(数字はいずれもアメダス速報値です。)

東北や関東の内陸部　猛暑日に迫る所も

画像B
画像B

きょう18日(木)は、東海から東北は、日中にかけて晴れて、さらに気温が上がります。予想最高気温は、山形市で33℃、東京都心や岐阜市、福井市で31℃など、厳しい暑さが続く見込みです。内陸部では35℃近くまで上がる所もあり、福島市は34℃、前橋市は33℃と真夏並みの暑さになりそうです。また、北海道でも気温が上がり、帯広市は27℃と、季節外れの暑さでしょう。熱中症に注意・警戒が必要です。

一方、九州や四国、中国地方は、雨が降るため、最高気温は、きのう17日(水)より低いでしょう。九州は、きのう17日(水)より10℃以上低く、21℃～23℃くらいの見込みです。気温の変化が大きいため、体調を崩さないようにお気をつけください。

熱中症　応急処置のポイント

画像C
画像C

熱中症の主な初期症状には、めまいや立ちくらみ、顔のほてり、腹痛、一時的な失神などがあります。また、こむら返りと呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状がでたり、筋肉のけいれんしたりすることあります。
このような症状がみられたら、熱中症の疑いがありますので、すぐに応急処置を行ってください。

① 安全で涼しいところへ移動させましょう。自分の足で歩ける状態でも、めまいや一時的な失神によるふらつき・転倒を防ぐために両側から2人で支えることが大切です。

② 横になって休ませましょう。足を10cm程度高くすることで、心臓への血流がよくなって血圧が上がり、脳への血流を改善させる効果が期待できます。

③ 保冷剤やペットボトルなどにタオルやハンカチを巻いて、体を冷やしましょう。体表近くを走る静脈の通る首筋やわきの下などを冷やすのが効果的です。

④ 水分補給を行いましょう。スポーツドリンクや0.1～0.2%の濃度の食塩水(1ℓの水に対して1～2gの食塩を加えたもの)などを自分で飲んでもらい、体内から失われた水分・塩分を補います。自分でうまく飲めない場合や、嘔吐や吐き気などがあって水分補給に適さない場合は、医療機関を受診しましょう。