メイン画像
メイン画像

各地で朝から強い日差しが照りつけ、気温がみるみる上昇中。午前10時前に群馬県では30℃以上の真夏日も。早いペースで気温が上がっているため、午前中から熱中症に警戒してください。

群馬県では10時前に30℃超も 午前中から真夏日続出

各地で朝から強い日差しが照り付け、気温がみるみる上昇しています。

午前10時前には、群馬県下仁田町で30.6℃を記録し真夏日になるなど、早いペースで気温が上がっています。

午前10時半までに群馬県下仁田町で31.6℃、群馬県神流町で31.1℃、富山市で30.5℃まで上がり、真夏日が続出しています。
東京都心も26.9℃まで上がってきました。

すでに今年これまでで一番気温が高くなっている所も多くなっています。

5月とは思えない季節外れの暑さ

画像B
画像B

きょう17日は全国的に平年より大幅に気温が高く、7月から8月並みの暑さになるでしょう。

東京都心や仙台市、名古屋市などでも今シーズン初めての真夏日となり、群馬県や埼玉県など、関東の内陸部では35℃以上の猛暑日になる所が出てきそうです。

まだ体が暑さに慣れていない季節、万全な暑さ対策をとって、熱中症に警戒してください。

あると便利 熱中症対策グッズ

画像C
画像C

暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

①ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。

②日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。

③扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。

④冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

熱中症を予防するには、熱中症対策グッズを用意するだけでなく、なるべく涼しい所でこまめに休憩することや、「水分をとっている?」「少し休んだほうが良いよ」など声をかけ合うことも、忘れないでください。