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きょう15日(月)の19時37分頃から、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)が見られるチャンスです。九州など西日本を中心に見られそうです。空を見上げて、国際宇宙ステーション(ISS)を探してみてはいかがでしょうか?

国際宇宙ステーション「きぼう」が見える条件

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国際宇宙ステーション(ISS)とは地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」はそのうちの日本実験棟です。ISSはサッカー場くらいの大きさです。

ISSは自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射して明るく輝いています。地上からISSを見るための条件は、①晴れていること②自分の上空をISSが通過すること③地上は夜でISSがいる上空が昼であること。ISSは上空400kmにあることから、夕方に地上で日が落ちてからもしばらく太陽に照らされています。地上からはこの光の反射を追うことで、観測をすることができます。

条件次第では肉眼でも見ることができ、スマートフォンでも撮影可能です。

「きぼう(ISS)」が見られる時刻と各地の天気

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トップの図は、きょう15日(月)の「きぼう」が見え始める時刻と、最大仰角(最接近)時の方角です。19時37分頃から観察のチャンスがあります。見え始めから見え終わりまでは3分程度です。九州や中国地方など西日本や、沖縄を中心に観察できそうです。

通過予想時刻の3分くらい前から、出現が予想される方角の空を、なるべく視野を広くして探すことがコツです。明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで、流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すと良いでしょう。スマートフォンなどで動画の撮影もオススメです。光がスーッと動いていく様子をとらえることもできます。

晴れている所は、空を見上げて「きぼう」を探してみてはいかがでしょうか。