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きょう13日(土)は、西日本・東日本は雨で、静岡県では1時間に30ミリ以上の激しい雨を観測。13日(土)午前10時前、静岡県西部に「大雨警報」が発表されました。静岡県では、15日(月)にかけて、大雨による土砂災害などに警戒が必要です。

静岡県に大雨(土砂災害)警報発表 土砂災害に警戒

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きょう13日(土)は、西日本・東日本は雨で、静岡県には活発な雨雲がかかっています。御前崎市では、1時間に34.0ミリ(04:55)と、バケツをひっくり返したような激しい雨が降りました。

静岡地方気象台は、午前10時前、静岡県西部に「大雨警報(土砂災害)」を発表しました。大雨警報は、大雨による重大な土砂災害や浸水害が発生するおそれがあると予想したときに発表します。 特に警戒すべき事項を標題に明示して「大雨警報(土砂災害)」、「大雨警報(浸水害)」又は「大雨警報(土砂災害、浸水害)」のように発表します。

1時間40ミリ以上 激しい雨に警戒

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静岡県は、15日(月)にかけて、雷を伴った激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

降り始め(12日19時)~13日10時までの降水量(アメダスによる速報値)は、御前崎68.0ミリ、静岡市清水58.5ミリ、静岡43.0ミリなどとなっています。

今後も雨が降り続け、1時間に40ミリ以上の激しい雨が降る見込みです。13日12時~14日12時までに予想される24時間降水量は、静岡県中部・西部で多い所80ミリなどとなっています。

大雨による土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水などに警戒が必要です。

激しい雨とは?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

土砂災害に警戒

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土砂災害の前兆は以下の通りです。

・斜面のひび割れ
・異様な音・におい
・湧き水が止まる
・濁った水が噴き出す

雨がいったん止んでも、むやみに家の裏山などに近づかないようにしましょう。