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北陸地方では、14~15日を中心に大気の状態が不安定となるでしょう。急な強い雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物の被害に注意して下さい。

14日~15日頃を中心に大気の状態が非常に不安定に

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14日~15日頃は、北陸上空を寒気を伴った気圧の谷が進み、下層には湿った空気が流れ込む見込みです。北陸地方は大気の状態が非常に不安定となるでしょう。急に「真っ黒な雲が近づいてくる」「雷の音が聞こえてくる」「冷たい風が吹いてくる」時は、天気の急変に注意が必要です。急な強い雨、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうによる農作物への被害には十分注意しましょう。特に屋外で過ごす方を中心に北陸地方の雷レーダー(実況)をこまめにチェックするようにして下さい。

石川県の珠洲市と能登町 少しの雨でも土砂災害に注意

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北陸地方では13日の午後から15日にかけて雨が断続的に降る見込みです。特に14日以降は、大気の状態が不安定となり、局地的に強まる雨や雷雨もありそうです。

今月5日、石川県能登地方の地震により、揺れの大きかった珠洲市と能登町は、地盤が緩み、少しの雨でも土砂災害が発生しやすい状態となっていると考えられます。急な斜面や崖の近くなど、危険な場所には絶対近づかないようにしてください。

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高温に関する早期天候情報 17日頃からかなりの高温予想

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11日、新潟地方気象台から、高温に関する早期天候情報が発表されました。北陸地方では、17日頃から気温がかなり高くなる可能性があります。図の福井の週間予報によると、17日以降は、最高気温が25度以上の夏日が続く予想となっています。この時期は、まだ暑さに身体が慣れていないので、暑さに身体を慣れさせる暑熱順化を意識した生活スタイルを実践しましょう。特に高齢者や小さなお子様に関しては、周囲の大人が積極的に声掛けをして、熱中症を予防していきましょう。また、農作物の管理等にも十分注意してください。

紫外線対策は万全に 曇りや雨でも紫外線はゼロではありません

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紫外線が1年で最も強いのは、6月から8月を中心とした夏の期間で、これから強まっていきます。

世界保健機関(WHO)は、UVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。 UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。

図のように、快晴時のUVインデックスを100%とした場合、曇りや雨でも0%にはなりません。更に、高い山は空気が薄く、標高が1000mごとに10%程度平地より多くの紫外線が降り注いでいます。サングラスや帽子の着用、日焼け止めのクリームなどを効果的に使用するようにしましょう。