東海地方　週末から天気ぐずつく　来週中頃は真夏日も　学校の屋外活動は熱中症注意

東海地方では、週末から天気がぐずつくでしょう。来週中頃はグッと暑くなり、30℃以上の真夏日となる所もありそうです。運動会の練習など屋外の活動は、熱中症に一層注意が必要です。

雨の降りだしはいつ頃?

東海地方は、きょう12日14時30分現在、所々で雲が多くなってきて、天気はゆっくり下り坂に向かっています。この後、高気圧の中心が東の海上へゆっくり移動し、東海地方には湿った空気が入りやすくなる見込みです。一方、西からは低気圧に伴うまとまった雨雲も近づいてくるため、土日は影響を受けそうです。

このため、今夜の東海地方は、薄曇りや曇り空へと変わるでしょう。あす13日は朝から雲が多くなりますが、午前中は薄日もさしたり、所々で雨が降ったりと変わりやすい天気となりそうです。名古屋市内では昼過ぎから雨の降りだす可能性があり、夜は本降りの雨となる見込みです。帰りが夜になる方は、大きめの傘を持ってのお出掛けが安心です。広い範囲で雨となるのは、あすの夕方以降で、14日(日)も雨が降ったり止んだりの天気となるでしょう。
15日(月)も、雨の残る所が多くなりそうです。

大雨の可能性がある地域は?

三重県南部では、あす13日以降、湿った空気が入り続け、また、上空に流れ込む寒気の影響を受けて、大気の状態が不安定となりやすいでしょう。発達した雨雲がかかる時間がありそうです。15日(月)にかけて止み間はあるものの、雨の降りやすい状態が続く見込みです。降っている時間も長いため、大雨となる可能性があります。その他の地域でも局地的な大雨に注意し、お出掛けの際は最新の気象情報をチェックするようにして下さい。

次に晴れ間が出るのは?

16日(火)は多少晴れ間が出るものの、雲が多く所々で雨が降るため、スッキリしないでしょう。広い範囲で晴れ間が戻るのは、17日(水)頃になる見込みです。雨雲が東海地方から遠ざかって、本州付近は高気圧に覆われるため、晴れるでしょう。最高気温はぐんと上がって、30℃以上の真夏日となる所もありそうです。運動会の練習など屋外の活動は、熱中症に十分な注意が必要です。ただ、晴れの天気は長続きせず、次の週末は再び雨が降るでしょう。

5月は1年の中でもっとも日照時間が多い

名古屋の日照時間の平年を見ますと、5月が205.5時間と最も多くなっています。五月晴れという言葉もあるように、晴れの日が多く日差しに恵まれていることが、平年値を見ても表れています。ただ、日照時間が多いと、紫外線を浴びる時間が長くなることを覚えておきましょう。来週中頃からは再び強い日差しが戻るため、紫外線対策を念入りにして下さい。