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きょう11日は、関東地方を発達した雷雲が通過中。今夜にかけて、強い雨や雷や突風、ひょうにご注意ください。あす12日も大気の不安定な状態が続き、雷雨のおそれも。けさ、最大震度5強の地震が発生した千葉県では少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要です。

関東 今夜にかけて急な強い雨や雷雨注意 あす12日も大気不安定

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きょう11日(木)、関東の上空5500メートル付近にマイナス21℃以下というこの時期としては強い寒気が流れ込んで、大気の状態が不安定となっています。
午後4時現在、関東地方の所々に発達した雨雲がかかり、都心でも雷鳴が鳴り響き、雨が強まっています。
発雷確率も高くなっていて、午後4時現在、関東全域に雷注意報が発表中です。

関東地方は、今夜にかけて所々で雨が降り、ザっと雨が強まる所もある見込みです。
急な強い雨や、落雷、突風など、天気の急変にご注意ください。
また、けさは最大震度5強の地震が発生した千葉県にも、雨雲が広がってきています。大きな地震の後、特に震度5強を観測した千葉県木更津市では、少しの雨でも土砂災害に注意、警戒が必要です。今夜は安全な場所でお過ごしください。

あす12日(金)も大気の不安定な状態が続きます。晴れていても、急に空が暗くなって、にわか雨や雷雨の所があるでしょう。変わりやすい天気となりますので、ご注意ください。

夜の災害 暗い中での行動は危険 家の中での対策を万全に

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夜間寝ている間に、災害が発生した場合はどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。

いざという時のために日頃から、メガネやスマートフォンといった生活必需品、災害避難時の行動に必要となるものは、就寝時に枕元においておくようにしましょう。ガラスの破片や床に散乱したものを踏まないよう、スリッパやスニーカーも置いておくと安心です。

夜間の災害時は、明かりの確保も重要になります。その際、家の各所の取り出しやすい場所に、複数用意しておくことをお勧めします。おすすめは、登山時などに使用する長寿命でコンパクトに収納できるLEDヘッドライトです。両手が空くため、荷物をもったり、とっさの事態でも手が使えたりするので安心です。なお、ろうそくやライターなど火を使うものは、余震やガス漏れ時に火事の危険があります。これらの使用は安全が確認されるまで使用は控えましょう。

停電になると街路灯はもちろん、信号機もつかなくなります。その場所にとどまることによって命の危険にさらされない限り、むやみに避難所などへ移動することは避けましょう。やむを得ず避難や外出の必要がある際は、必ず明かりで足元を照らし、複数人で行動するなど単独での行動は避けるようにしてください。