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きょう10日は北海道や東北北部では大気の状態が不安定で、雷雲の発達している所があります。夜のはじめ頃にかけては、急な強い雨や落雷、突風など天気の急変に注意してください。

北海道や東北北部に雷雲 あられやひょうが降った所も

きょう10日は、北日本の上空に寒気が南下し、大気の状態が不安定となっています。
北海道や東北北部では、局地的に雨雲が発達し、雷の鳴っている所もあります。また、北海道の十勝地方や秋田県内などでは、雨にまじって、所々であられやひょうが降りました。

10日夜にかけて 北海道や東北北部 天気急変に注意

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きょう10日夜のはじめ頃にかけては、北海道や東北北部では、急な強い雨や落雷、突風など天気の急変に注意してください。
雷が鳴る音が聞こえるなど、発達した積乱雲の近づく兆しがある際には、早めに安全な建物に移動してください。

また、寒気が流れ込んでいるため、このあとはぐっと冷えてきますので、気温の変化にも注意が必要です。
あす11日は、きょうに比べると範囲は狭くなりますが、北海道の東部ではにわか雨の所があるでしょう。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。