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12日(金)にかけて、日差しの届く所が多いでしょう。ただ、晴れていても油断はできません。あす(水)からあさって(木)にかけて、上空の寒気が南下するでしょう。北海道から関東にかけては急な雨や雷雨に注意が必要です。

あす(水) 北海道を中心に大気の状態が不安定 雷雨の可能性も

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あす(水)は、上空に寒気を伴った低気圧が北海道に接近するでしょう。上空5500メートル付近でマイナス30℃以下の寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となりそうです。北海道は天気が変わりやすく、あす(水)にかけて、急に雨の降る所があります。落雷や突風にも注意が必要です。また、山間部では雪になる可能性もあります。峠越えの予定がある方は、冬用タイヤを装着するなどして、積雪や路面凍結にお気をつけください。

あさって(木) 関東は晴れていても にわか雨に注意

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あさって(木)は、上空5500メートル付近でマイナス24℃以下の寒気が東日本付近まで南下し、関東でも大気の状態が不安定になりそうです。日差しは届きますが、午後は天気が急変し、急に雨雲が発生するおそれがあります。局地的に雷が鳴って、一時的にザッと強い雨が降りそうです。空模様の変化にご注意ください。晴れていても油断せず、お出かけの際は折り畳みの傘を持っていくと良さそうです。

なお、13日(土)は一日を通して雲が多く、14日(日)は雨の降る時間あるでしょう。週末にかけてスッキリしない天気が続きそうです。

雷雲が近づくサイン その時どうする?

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外にいる時、雷雲が近づいているかどうか、誰にでも簡単にわかる方法があります。雷雲が近づくサインは3つ。「真っ黒い雲が近づく」「ゴロゴロと雷の音が聞こえる」「急に冷たい風が吹く」です。このような変化を感じたら、まもなく激しい雨が降ったり、雷が鳴ったりする恐れがありますので、すぐに安全な所へ避難してください。

雷雲が近づく時、避難する場所は、近くのしっかりした建物や、車の中が良いでしょう。木の下での雨宿りは、木に落ちた雷が人に飛び移ることがあるので、危険です。万が一、周囲に避難する場所がない時は、両足をそろえて、頭を下げてしゃがみ、両手で耳をふさぎましょう。

単独の雷雲による激しい現象は、30分から1時間程度で弱まることが多いです。スマホなどで雨雲レーダーをチェックするなど、最新の情報を確認しながら、安全な場所で雷雲が過ぎるのを待ちましょう。