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沖縄地方の梅雨入り平年日は5月10日頃。13日(土)以降は、湿った空気が流れ込みやすくなり、雨の降る日が多くなるでしょう。梅雨入りが迫ってきましたので、雨の対策や備えを。また、14日(日)頃から、気温が平年よりも「かなり低くなる」可能性があります。

沖縄地方 今年の梅雨入りは平年日より遅く

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きょう9日(火)は、沖縄地方も高気圧に覆われて、広い範囲で晴れています。あす10日(水)は、午前中は雨の降る所がありますが、午後は各地で晴れる見込みです。

沖縄地方の梅雨入り平年日は、5月10日頃ですが、今のところ、あす10日(水)の梅雨入りはなさそうです。
昨年2022年は5月4日頃、一昨年2021年は5月5日頃に梅雨入りしましたが、2020年以来、3年ぶりに平年より遅い梅雨入りとなりそうです。

この先の週間予報を見ると、13日(土)頃から湿った空気が流れ込みやすくなり、雨の降る日が増えるでしょう。今年も雨の季節が近づいてきましたので、雨対策を早めに始めておくと良さそうです。

沖縄・奄美地方 14日(日)頃~10年に一度の低温か

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きのう8日(月)には、沖縄地方と奄美地方に低温に関する早期天候情報が発表されました。
沖縄地方と奄美地方では、大陸からの冷涼な空気の影響で、向こう2週間の気温は、平年に比べて低い日が多く、14日(日)頃からは「かなり低く」なる可能性があります。半袖一枚ではひんやりと感じられる日が多くなりますので、外出には羽織るものを持つなど、服装選びにご注意ください。
また、週末から雨が降りやすくなってきますので、雨具を備えていると安心です。

早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温や低温、降雪量(冬季の日本海側)となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。農作物の管理などにご注意ください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。