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13日(土)~15日(月)は、曇りや雨の所が多いでしょう。北陸地方では、ここ数日の地震や大雨で地盤の緩んでいる所があるため、引き続き土砂災害に警戒が必要です。来週は各地で気温が上がり、関東から九州では夏日が続くでしょう。暑さ対策を万全にしてお過ごしください。

1週目(10日~16日):土日は広く雨

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10日(水)から12日(金)にかけては、日本付近は高気圧に覆われる見込みです。晴れる所が多いですが、関東は湿った空気の影響で、所々でにわか雨があるでしょう。

13日(土)以降は、高気圧の中心が日本の東へ遠ざかり、気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。13日(土)と14日(日)は広い範囲で雨が降るでしょう。今月5日(金)の最大震度6強の地震発生後も、地震が頻発している石川県でも雨が降りそうです。きのう8日(月)までの大雨や地震の影響で地盤が緩んでいる所がありますので、引き続き、土砂災害に警戒が必要です。
15日(月)と16日(火)も関東から近畿は雨が降りやすいでしょう。

最高気温は、北海道で平年より高いですが、東北から九州、沖縄は平年並みか平年より低くなりそうです。13日(土)と14日(日)は、関東から西では昼間でも空気がヒンヤリして、薄手の上着が必要でしょう。

2週目(17日~22日):関東から九州で夏日

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17日(水)と18日(木)は、広い範囲で晴れる見込みです。19日(金)から20日(土)は、関東は晴れ間が出ますが、東海から九州は雨が降りやすいでしょう。20日(土)は北陸から北海道でも雨が降りそうです。21日(日)以降は、日差しの出る所が多いですが、急な雨に注意が必要です。

最高気温は平年並みか平年より高いでしょう。18日(木)以降は、関東から九州で、25℃以上の夏日が多くなりそうです。まだ、体が暑さに慣れていない時期に暑さが続きますので、体調を崩さないようお気をつけください。

暑くなる前から熱中症予防

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急な暑さで熱中症にならないように、以下のポイントを心がけて、熱中症を予防ましょう。

① 暑くなり始めの頃から、暑さに備えて体づくりを行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体を暑さに慣れさせてください。

② できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③ 暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、こまめに室温を確認しながら調節するとよいでしょう。なお、感染症対策として換気を行う場合は、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気後、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。

もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。