この先2週間の天気と気温の傾向です。12日(金)頃にかけては晴れる所が多いでしょう。13日(土)以降は広く雨が降りそうです。沖縄は梅雨入りが近づいています。
1週目 今週末はまた広く雨
9日(火)は、北海道は日差しが届きますが、午後は低気圧が近づき、所々で雨や雷雨があるでしょう。前線は日本の東に離れて、東北から九州、沖縄はおおむね晴れる見込みです。
10日(水)から12日(金)にかけては日本付近は高気圧に覆われるでしょう。本州付近は晴れる所が多い見込みです。ただ、関東は湿った空気の影響で、11日(木)と12日(金)は一時的に雨の降る所があるでしょう。
13日(土)以降は高気圧の中心は日本の東へ移動する予想です。気圧の谷や湿った空気の影響で、東北から九州は雲が多くなり、雨が降りそうです。今週末も雨具が必要な所が多くなるでしょう。今月5日(金)に最大震度6強の地震が発生した石川県も雨が降りやすく、引き続き土砂災害に警戒が必要です。沖縄は13日(土)以降はぐずついた天気となり、そろそろ梅雨入りとなりそうです。
最高気温は平年並みか平年より低いでしょう。北海道や東北は日中も空気が冷たく、厚手の上着が必要な日がありそうです。関東以西でも日中も長袖が活躍する日が多いでしょう。
2週目 晴れる日多い
17日(水)以降は本州付近はおおむね晴れるでしょう。一方、北海道は雲が多く、19日(金)と20日(土)は雨が降りそうです。沖縄は曇りや雨の天気が続くでしょう。
最高気温は平年並みか高い見込みです。17日(水)と18日(木)頃は関東や東海は28℃くらいまで気温が上がって、日中は暑くなるでしょう。体が暑さに慣れていない時期ですので、暑さで体調を崩さないようお気をつけください。
最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。
ミッツ・マングローブ
姜尚中
ラリー遠田
