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関東は、前線や低気圧の影響であす8日(月)の午前中にかけて雨が降るでしょう。あす8日(月)の通勤・通学の時間帯も雷を伴った激しい雨の降る所がありそうです。沿岸部を中心に風も強いでしょう。連休明けの朝ですが、時間に余裕を持った行動を心がけると良さそうです。

大気の状態が不安定 土砂降りの雨

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きょう7日(日)からあす8日(月)の午前中にかけて前線が本州の南岸沿いに延び、前線上を低気圧が東北東へ進むでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れこみ、関東は大気の不安定な状態が続きそうです。

きょう7日(日)、関東には午前中から雨雲がかかり、昼頃から活発な雨雲のかかった所もあります。1時間に神奈川県箱根町で28.0ミリ(13時18分まで)、千葉市で24.5ミリ(13時54分まで)と土砂降りの雨となりました。東京都心でも1時間に15.0ミリ(15時7分まで)とザーザー降りの雨が降りました。東京都心で1時間に10ミリ以上の雨が降るのは今年初めてです。

あす8日(月)の朝にかけて広く雨 激しい雨も

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きょう7日(日)の夜からあす8日(月)の朝にかけても広く雨が降るでしょう。千葉県や茨城県などではあす8日(月)の昼頃まで雨が降りそうです。沿岸部を中心に活発な雨雲や雷雲がかかり、雷を伴って激しい雨の降る所があるでしょう。大雨となる恐れがあり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒が必要です。低気圧が近づくため、沿岸部を中心に風も強く、横殴りの雨になることもあるでしょう。

あす8日(月)の通勤・通学の時間帯も雨や風が強いため、連休明けですが、時間に余裕を持った行動を心がけると良さそうです。

日中は前線が次第に南下し、内陸部から雨は止むでしょう。午後は沿岸部も雨がやみますので、雨具の置き忘れにお気をつけください。

激しい雨とは?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。