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きょう4日(木)みどりの日は、本州付近は日差しがたっぷり降り注ぎ、紫外線は「非常に強い」または「強い」でしょう。屋外のレジャーは万全な対策を。九州や四国、北海道は雲が多いですが、油断せずに軽めの対策をしておくと安心です。

4日と5日 本州付近は万全な紫外線対策を

きょう4日(木)みどりの日は、本州付近は高気圧に覆われて、晴れています。このあとも中国地方から東北にかけては、日差しがたっぷりと降り注ぐでしょう。紫外線は近畿から関東、北陸で「非常に強い」、中国地方や東北で「強い」見込みです。屋外のレジャーなどは万全な対策をなさってください。九州や四国は雲が多く、雨の降っている所があります。ただ、紫外線は「やや強い」や「弱い」程度は届きますので、軽めの対策をしておくと安心です。北海道も雲が広がりやすく「やや強い」予想です。

あす5日(金)こどもの日も本州付近は晴れ間が広がり、紫外線が強まるでしょう。日中は半袖で過ごせるくらいの陽気になりますので、顔だけでなく、腕などの日焼けにもお気をつけください。

紫外線の性質

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紫外線は目に見えませんが、天候や場所などにより、量が変化します。次のような紫外線の性質を知って、対策をすることが重要です。

① 曇りの日でも、油断はできません。薄い雲の場合は、紫外線の80%以上が透過します。
② 紫外線は反射する性質がありますが、反射率は、地表面の種類によって、大きく変わり、砂浜・水面は10~20%、コンクリート・アスファルトは10%、草地・芝生・土面は10%以下です。体に浴びる紫外線は、太陽から直接届く紫外線だけでなく、反射した紫外線も加わるのです。
③ 標高が1000メートル上昇するたびに、紫外線量は10~12%増加します。山に出かける場合は、思わぬ日焼けをしないよう、日焼け止めをしっかり塗るなど、対策を心がけてください。

紫外線の浴びすぎを防ぐには?

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紫外線は、体の中でビタミンDを作るのを助ける役目もありますが、紫外線を浴びすぎるのは、要注意です。紫外線による皮膚への影響を防ぐには、日焼けしてからの手入れでは、対策が遅すぎます。紫外線の浴びすぎを防ぐには、次のような対策がおススメです。

① 長袖の衣類や、UVカット効果のある衣類を選びましょう。ただ、暑い時期には、無理をして、熱中症にならないよう、通気性の良い素材などを選ぶことを、心がけてください。
② 洋服などで覆うことができない所は、日焼け止めを塗るのも効果的ですが、汗をかくと、日焼け止めが流れてしまいます。日焼け止めは、こまめに塗りなおしましょう。
③ 紫外線は、眼からも浴びてしまいます。サングラスをかける場合は、眼にフィットした紫外線防止効果のあるサングラスを選ぶと、最大で紫外線を90%もカットすることができます。