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ゴールデンウィーク中盤は晴れて、広い範囲で「暑さ」に注意が必要です。3日(水・憲法記念日)と4日(木・みどりの日)は、東北や北海道でも最高気温が25℃以上の夏日となる所があるでしょう。5月といえど熱中症対策が必要です。

4(木)~5日(金)中心に気温上昇 北陸や東北、北海道でも夏日に

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ゴールデンウィーク後半にかけては、この時期としては暖かい空気が流れ込み、全国的に気温が平年より高くなるでしょう。屋外の行楽など連休中のお出かけは「暑さ」に注意が必要です。

あす2日(火)と3日(水・憲法記念日)、4日(木・みどりの日)は、高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。日差しがたっぷり届いて、各地で気温が高くなりそうです。特に3日(水・憲法記念日)と4日(木・みどりの日)は、25℃以上の夏日となる所がグンと増えます。九州から関東、北陸だけでなく、東北や北海道でも夏日となる所があるでしょう。

5日(金・こどもの日)は、前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、ムシムシ感が増すでしょう。北陸は南風によるフェーン現象により、夏日地点がさらに多くなりそうです。

身体はまだまだ暑さに慣れていない時期です。まだ5月だからと油断せず、熱中症への対策を万全にしましょう。

あると便利 熱中症対策グッズ

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暑い中、外で過ごす時には、熱中症対策として、次のようなグッズがあると、便利です。

① ペットボトルや水筒に入った飲み物(水やスポーツドリンクなど)を用意して、気づいた時に、すぐ水分補給ができるようにしましょう。また、塩分タブレットや塩分の含まれた飴があると、大量の汗によって失われた塩分を、手軽に補給できます。
② 日傘や帽子で、日差しの暑さを遮りましょう。晴れた日は、地面に近い所ほど気温が高いため、背の低いお子さんは、大人よりも暑い空気に包まれてしまいます。また、帽子をかぶると、熱中症対策だけでなく、紫外線対策にも効果的です。帽子は、時々はずして、汗を蒸発させましょう。さらに、海岸など日陰のない所でのレジャーでは、日よけテントがあると、日陰を作り出すことができます。
③ 扇子やうちわ、携帯扇風機もおススメです。涼しい風で、体を冷やすことができます。
④ 冷却シートなどの冷却グッズも、上手に利用しましょう。ネッククーラーは、太い血管が体の表面近くを通っている首元を冷やすため、効率よくクールダウンできます。また、保冷剤や氷があれば、タオルなどにくるみ、体(首、脇の下、太ももの付け根など)にあてて、冷やすことができます。他にも、スカーフやバンダナがあると、水で濡らして首や頭に巻けば、水が蒸発する時にまわりの熱を奪うため、体温を下げることができます。

曇りや雨でも気温高く 蒸し暑くなる

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6日(土)から7日(日)は、低気圧や前線の影響で広い範囲で雨が降るでしょう。曇りや雨でも気温が高いのが特徴です。特に6日(土)は九州から関東で25℃近くまで上がる所があり、蒸し暑く感じられそうです。お出かけの際は、脱ぎ着しやすい服装で調節するとよいでしょう。

一方、東北や北海道の暑さは収まりそうです、急に気温が下がりますので、旅行には上着や羽織るものを忘れずにご用意ください。

連休明けは西日本で低温傾向に

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なお、連休明けは西日本で低温傾向が予想されます。きょう1日は、九州南部・奄美地方と沖縄地方に「低温に関する早期天候情報」が発表されました。九州南部・奄美地方と沖縄地方では、5月8日頃までは気温が平年並みか高く、かなり高い日がありますが、9日頃からは一転して、気温が平年より低い日が多く、かなり低くなる可能性があります。この先は気温の変動が大きくなりますので、体調管理とともに、農作物の管理にも注意が必要です。