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きょう27日、気象庁は最新の1か月予報を発表。この先1か月は、全国的に気温が高く、特に期間の前半にあたる5月半ばにかけて、気温が平年に比べてかなり高くなる見込みで、ゴールデンウィーク後半は「10年に一度の高温」予想も。熱中症に十分な注意が必要です。

1か月の気温 全国的に高い 熱中症に注意

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きょう27日、気象庁は最新の1か月予報を発表しました。
この先1か月は、暖かい空気が流れ込みやすいため、全国的に気温が平年に比べて高くなるでしょう。特に期間の前半にあたる5月半ばにかけて、「かなり高くなる」見込みで、急な暑さに注意が必要です。

きょう27日は、著しい高温が予想される時に発表される「高温に関する早期天候情報」が北海道から九州、沖縄にかけての全エリアに発表されました。

全エリアに高温に関する早期天候情報 5月3日頃~10年に一度程度の高温に

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きょう27日(木)、高温に関する早期天候情報が、北海道から九州、沖縄にかけての全域に発表されました。
ゴールデンウィークの後半にあたる5月3日(水)頃から「かなりの高温」となる予想です。

来週中頃からは、西日本や東日本を中心に夏日が続出し、30℃に迫る暑さの所も出てくるでしょう。
まだ本格的な暑さに体が慣れていない時期です。ちょうどゴールデンウィークの時期と重なっていますので、屋外でのレジャーなども、帽子をかぶったり、水分補給をこまめに行うなど、暑さ対策を行う必要があるでしょう。

また、長時間、車で移動される方も、晴れた日の車の中は、あっという間に気温が上昇します。換気をして風通しをよくしたり、エアコンを使用するなど熱中症に十分気を付けてください。

※早期天候情報は、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、 5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます。

春でも車内の熱中症に注意

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外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。

2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)

春でも油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。

1か月の降水量 西・東日本で平年並みか多い 大雨注意

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この先1か月は、期間の前半を中心に、気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすくなる見込みです。
降水量は、西日本、東日本で、平年並みか多いでしょう。

ゴールデンウィーク中も4日周期くらいで雨が予想されています。特に、29日(土)から30日(日)にかけては全国的に雨や風が強まり、西日本や東海の太平洋側を中心にまとまった雨が降り、荒れた天気になるでしょう。

行楽シーズンで山や川、海など屋外のレジャーを計画中の方は、最新情報を確認してください。大荒れの天気が予想される際には、無理な行動はとらず、計画を見直すなどもご検討ください。