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今日(25日)、札幌管区気象台よりこの先3か月の見通しが発表されました。5月~7月にかけての気温は平年並みか高めで、降水量はほぼ平年並みの予想となっています。月ごとに天気と気温を詳しくまとめました。

5月の天気 例年のような道内 極端な暑さ・寒さはなさそう

5月の北海道は、天気は数日の周期で変わるでしょう。平均気温はほぼ平年並み、降水量もほぼ平年並みの見込みです。

4月の道内は、前半を中心に記録的に気温の高い日が続くなど、極端な天候となりました。現在の所、5月はこのような極端な天候の傾向はなく、例年通りとなりそうです。高気圧と低気圧が交互に通過し、大陸からの高気圧に覆われる日は北海道らしいカラッとした陽気となるでしょう。桜前線の終着も間近となっています。

なお、大型連休の頃は気圧の谷の影響を受けやすく、すっきりしない天気の日が多くなりそうです。行楽などには雨具の用意をした方がよさそうです。

6月の天気 暖かい空気が流れ込みやすく、例年より早い夏の訪れに?

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6月の北海道は、天気は数日の周期で変わるでしょう。降水量はほぼ平年並みですが、平均気温は平年並みか高くなる見込みです。

6月は太平洋高気圧の西への張り出しがやや弱く、高気圧の縁を回って南から暖かい空気が流れ込みやすい時期がありそうです。気温が高めで、例年より夏の訪れを早く感じられるかもしれません。ただ、暑さに慣れていない時期に急に気温が高くなる恐れもあるため、熱中症などの危険性が高まります。今年は夏に向けての暑熱順化を早めに行うとよいでしょう。

7月の天気 オホーツク海高気圧に注意

7月の北海道は、日本海側では天気は数日の周期で変わるでしょう。オホーツク海側や太平洋側では、平年と同様に曇りの日が多くなる見込みです。平均気温はほぼ平年並みで、降水量もほぼ平年並みとなるでしょう。

今年は上空の偏西風が平年と同様の位置を流れやすいため、暑さが厳しい日が何日も続くという可能性は低い見込みです。北海道付近でオホーツク海高気圧が強まると、急に道東方面を中心に気温の低い日が続くことがあります。体調や農作物の管理などに注意して下さい。