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きょう22日午前8時00分、広島で「黄砂」を観測しました(4月12日、13日に続く、今月3日目の黄砂の飛来です)。視程は10キロメートル以上で、見通しはそれほど悪くありません。午後には黄砂が解消する見込みです。

広島で「黄砂」観測 今月3日目

きょう22日午前8時00分、広島で「黄砂」を観測しました(4月12日、13日に続く、今月3日目の黄砂の飛来です)。視程は10キロメートル以上あり、見通しはそれほど悪くありません。

きょうはこの後は、黄砂が日本付近に広がることはなさそうです。きのう21日の午後に飛来した東北や北陸を含めて、きょうは洗濯物を安心して外に干せるでしょう。車に付着した場合は、早めに洗車するとよさそうです。

黄砂はどこから? 影響は?

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黄砂とは、中国大陸奥地のタクラマカン砂漠やゴビ砂漠などで舞い上がった砂ぼこりが、飛んでくる現象です。

黄砂は、上空の強い風によって、遠く離れた日本へも飛んできます。黄砂が最も多く観測されるのは、春(3~5月)で、時には、空が黄褐色に煙ることもあります。また、黄砂は秋に飛んでくることもあります。日本で、黄砂が観測される回数が多いのは西日本ですが、東日本や北日本など広い範囲で黄砂が飛ぶこともあるのです。

黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度ですが、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。