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道内は次の週末にかけて上空の寒気が強まり、平地でも積雪状態となる所があるでしょう。また、この先1か月も平年並みか低めの気温となり、雨や雪の降る量は平年より多く、日ざしの少ない地域が多くなりそうです。最新の1か月予報をもとに予想される天候の特徴をまとめました。

明日(21日)峠から雪の範囲が広がる

明日(21日)の日中は天気の崩れはなく、晴れる所が多くなるでしょう。しかし、次第に上空の寒気が強まり、上川地方の層雲峡など、山沿いから雪が降り出す見込みです。その後、明後日(22日土曜日)にかけて平野部にも雪の範囲が広がっていく見込みです。また、次第に風が強まり、明後日(22日土曜日)にかけて、低気圧の発達の程度や進路によっては、日本海側の沿岸で暴風となる恐れもあります。

土日(22~23日) 平地でも雪に

明後日(22日土曜日)の朝には、道北は旭川など上川地方を中心に雪が降り、オホーツク海側も紋別や知床周辺で特に雪が降りやすくなるでしょう。明後日(22日土曜日)の朝には、冬の景色に逆戻りしている所もある見込みです。道央も山沿いでは雪になり、札幌と後志地方の喜茂別を結ぶ中山峠で積雪状態となる恐れがあります。満開に近い桜を見に出かける予定のある方など、路面状況の変化に注意が必要です。また、西よりの風が全般にやや強くなり、ふぶくこともあるでしょう。23日日曜日にかけても明後日(22日土曜日)と同じような地域で雪が降りやすく、積雪、凍結路面が長く続く恐れがあります。

1か月予報 1週目:4月22日~4月28日 またも寒気が強まる

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今週末からの雪は、週明けの月曜日には次第におさまりますが、来週は中ごろに再び上空の寒気が強まるでしょう。来週の後半は、道北やオホーツク海側を中心に、再び平地でも雪の降る恐れがあります。車を運転する際は、来週もまだ、冬タイヤの必要な地域が残りそうです。

1か月予報 2週目:4月29日~5月5日 寒い大型連休に

天気は数日の周期で変わりますが、上空の寒気の影響を受けやすく、気温は平年並みか低く経過するでしょう。4月29日から大型連休という方も多いと思いますが、道内は普段よりも寒い連休となりそうです。本州方面から北海道に来る予定のある方は、冬用のコートなど、暖かい服装が必要になると覚えておくと良いでしょう。

1か月予報 3~4週目:5月6日~5月19日

大型連休の終盤から、来月5月の前半にかけては、ようやく平年並みの気温に戻り、寒さの解消する地域が多くなるでしょう。この期間には、桜前線は道東で終着となっている見込みですが、平年を下回る寒さが続いた影響で、桜の花がいつもよりも長持ちしているかもしれません。この期間の天気は数日の周期で変わる予想で、晴れた日をめがけて道東の桜を観賞に出かけるのも良いでしょう。