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きょう19日朝、中国地方で雨が強まり、4月として記録的な大雨の所も。きょう19日日中は中国、四国や近畿を中心に局地的に強い雨が降ったり、雷雨になる所もあるでしょう。沖縄は激しく雨の降る所があり、警報級の大雨のおそれも。沖縄はあす20日にかけて大雨注意。

中国地方でどしゃ降りの雨 4月として記録的大雨も

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きょう19日、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで、西日本を中心に大気の状態が不安定になっています。
朝にかけては、中国地方に活発な雨雲がかかり、1時間降水量は広島県府中市上下で21.0ミリ(午前6時24分)、島根県松江市で20.5ミリ(午前4時47分)を観測し、松江市では4月として観測史上1位の値を更新しました。

きょう19日の日中は、中国、四国や近畿を中心に局地的に強い雨が降ったり、雷雨になる所もある見込みです。
雷鳴が聞こえたり、急に冷たい風が吹いたり、発達した積乱雲が近づく兆しがある際には、早めに頑丈な建物に移動するようにしてください。

沖縄本島地方 あす20日にかけて大雨注意 警報級大雨のおそれも

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きょう19日は、東シナ海にのびる前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、沖縄付近には活発な雨雲がかかっています。
沖縄本島地方では、昼前後は雷を伴ったり、多い所で1時間に40ミリの激しい雨が降る見込みです。雨雲の発達度合いによっては、警報級の大雨のおそれもあるでしょう。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

20日6時までの24時間に予想される雨量(多い所)
沖縄本島地方 100ミリ

また、沖縄本島地方では、あす20日にかけて積乱雲が発達しやすく、落雷や竜巻などの激しい突風などのおそれもあります。
屋外活動などは、天気の急変に注意して、安全確保に努めてください。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。