メイン画像
メイン画像

ゴールデンウィーク前半にかけての天気の傾向です。低気圧や前線が度々、本州付近を通過するでしょう。雨脚が強まったり、風が強まったりする日がありそうです。今のところ、29日(土)昭和の日と30日(日)は雨の降る所が多くなるでしょう。この先、寒暖差も大きくなりそうです。

1週目(19日~25日)天気は短い周期で変化

画像A
画像A

19日(水)から21日(金)は前線が本州の南岸沿いに延び、前線上の低気圧が東へ進むでしょう。九州から近畿を中心に雨が降り、九州南部では大雨となる恐れがあります。東海や関東も沿岸部を中心に所々で雨が降るでしょう。また、別の低気圧が北海道の北で発達するため、北海道は21日(金)から22日(土)頃は風が強まり、大荒れの天気となる恐れがあります。最新の気象情報にご注意ください。

23日(日)頃は晴れ間の出る所が多いですが、その後も天気は短い周期で変わり、25日(火)から26日(水)の午前中にかけては前線を伴った低気圧が本州付近を進むでしょう。全国的に雨で、太平洋側を中心に雨脚が強まりそうです。風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。

2週目(26日~5月1日)ゴールデンウィーク前半にかけて雨の日が多い

画像B
画像B

27日(木)頃は晴れ間の広がる所が多いでしょう。ただ、晴天は続きません。28日(金)は九州で雨が降り、29日(土)昭和の日は近畿から関東を中心に雨が降る予想です。30日(日)から5月1日(月)午前中にかけて前線が日本付近を通過し、雨脚の強まる所もあるでしょう。今のところ、ゴールデンウィーク前半は雨の所が多く、お出かけには雨具が必要になりそうです。

なお、この予報は4月18日(火)午後時点の予想をもとに作成しています。2週間予報は先へ行くほど、変わる可能性がありますので、最新の予報をチェックしてください。

激しい寒暖差

最高気温は、20日(木)にかけては平年より高く、関東から西では所々で25℃以上の夏日になるでしょう。少し動くと汗ばむくらいになりそうです。まだ体が暑さに慣れていない時期ですので、スポーツなど体を動かす際はこまめな水分補給を心がけてください。

一転して、24日(月)頃から27日(木)頃にかけては最高気温や最低気温は平年を下回る所が多いでしょう。関東から九州で日中も20℃に届かない日が多くなりそうです。特に25日(火)は冷たい雨が降り、昼間も空気がヒンヤリするでしょう。寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

28日(金)以降は最高気温は平年並みになるでしょう。最低気温は平年より高い所が多くなりそうです。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

画像D
画像D

最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。