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きょう18日、神奈川県逗子市の空に「ハロ」が出現。太陽の周りにくっきりと虹色の輪がかかっているのが分かります。関東北部にかかっている雨雲が関東南部に接近中です。夜にかけて、にわか雨に注意が必要です。

関東に雨雲 上空には「ハロ」出現

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きょう18日は、日本海に前線を伴った低気圧が進み、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。
日本海から雨雲が南下中で、関東北部で雨の降りだしている所があり、宇都宮市や前橋市でも雨を観測しています。関東南部にも雨雲が接近中です。

天気下り坂の中、神奈川県逗子市の上空には「ハロ」が出現しました。太陽の周りにくっきりと虹色の輪がかかっているのが分かります。

ハロは雨雲が近づいている時に見られることも多く、天気が下り坂のサインとも呼ばれています。関東は、夜にかけてにわか雨に注意が必要です。このあとのお出かけは傘をお持ちください。

ハロとは

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太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロや日暈(ひがさ)といいます。
ハロは、上層の薄い雲が現れたときに、太陽の回りに光の輪として現れます。この光の輪は、太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たり、屈折することにより発生します。

ハロが現れるときは、天気が下り坂のサインともいわれています。低気圧や前線が接近してくると、空の高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができ、そこでハロ(日暈)が発生しやすくなるからです。

実はこの現象、太陽だけでなく月の周りでも発生します。夜に月が見えている時も、見つけてみてはいかがでしょうか。