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きょう16日日曜は、九州~関東では、いったん天気が回復して晴れ間が出ている所も油断禁物。午後は天気急変のおそれ。急な雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。

午後は天気急変に注意

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きょう16日日曜は、九州~関東では、いったん天気が回復し、晴れ間が出ている所が多くなっていますが油断禁物です。

午後は東京都心など関東南部や静岡などで、最高気温が25℃以上の夏日になる予想です。地上の気温が上昇している所に、上空にはこの時期としては強い寒気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定になる見込みです。

雷が発生する確率は、九州~関東で高く、山陰など西日本の日本海側では、80%~90%以上と非常に高くなっています。午後は、急な雨や落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうなど、天気の急変に注意が必要です。

「山の雷、川の増水」と言われるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水する事があります。屋外のレジャーは、早めの避難を心がけましょう。

先週の土曜も不安定 「ひょう」や「あられ」の降った所も

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関東甲信では、先週8日土曜も大気の状態が不安定となり、「あられ」や「ひょう」が降った所がありました。

気象庁では、空から降ってくる氷の粒を、直径5ミリ以上のものを「ひょう」、直径5ミリ未満のものを「あられ」としています。ビニールハウスなどが破ける可能性があるため、農業施設や農作物の管理に注意が必要です。

大気の不安定な状態は、あす17日月曜の朝にかけて続く見込みです。17日月曜の日中は、次第に大気の状態が安定し晴れる見込みです。

竜巻の前兆

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竜巻が発生しやすい気象状況になると、気象庁は「竜巻注意情報」を発表して、注意を呼びかけます。また、「雷注意報」が発表されている時も注意が必要です。ただ、屋外にいる時など、「竜巻注意情報」や「雷注意報」が確認できない場合もあります。竜巻の原因となる「発達した積乱雲」が近づく前触れを覚えておきましょう。

①昼間なのに真っ黒い雲が近づき、周囲が急に暗くなる。
②ゴロゴロという雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたりする。
③ヒヤッとした冷たい風が吹く。

また、大粒の雨が降りだしたり、ひょうが降りだすこともあります。ただ、竜巻の前に、これらの前触れが必ず発生するとは限りませんし、ハッキリしない場合もあります。少しでも異変を感じたら、早めの避難が必要です。