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きょう13日は、きのうに続いて、日本の広い範囲で黄砂が観測されていて、花粉も非常に多く飛んでいる所があります。花粉と黄砂で、アレルギー症状が悪化するおそれがありますので、ご注意ください。ピークの続いているヒノキ花粉はそろそろ終盤となりそうです。

花粉と黄砂で春霞の空

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きょう13日(木)は、きのうに続いて、北海道から九州にかけて黄砂が飛来し、けさは東京で2年ぶりに黄砂を観測しました。
また、花粉もまだ「非常に多く」飛んでいる所があります。花粉に加えて、黄砂も飛来しているため、東京都心から見た空は高い建物がぼんやりと霞んで見えています。

黄砂によって、花粉症などのアレルギー症状が悪化するおそれがあります。外出時は、なるべく花粉や黄砂を体内に入れないようにサイズの合ったマスクをしたり、屋外で過ごす時間を短くするなど注意をしてください。

症状のひどい方は、帰宅後はすぐに入浴するなど、部屋の中に花粉や黄砂が少しでも入らないように過ごした方が良いでしょう。

週間花粉情報 あす14日も「非常に多い」所も 西日本はピーク過ぎる

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この先の週間花粉情報を見ると、あす14日(金)も名古屋は「非常に多い」、東京は「多い」予想です。
黄砂の影響はいったん落ち着きますが、花粉症の対策が欠かせないでしょう。

15日(土)は広い範囲で雨が降り、太平洋側ほどまとまった雨になりそうです。花粉は各地で「少ない」見込みで、ヒノキ花粉も雨を機に、落ち着くでしょう。

16日(日)以降も、西日本は花粉の飛散は「少ない」日が続く見込みです。

ヒノキピークは東海や関東は4月中旬まで

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ヒノキ花粉のピークは、西日本は4月上旬までとなっています。
来週は九州から近畿では、晴れて気温の上がる日でも「少ない」日が続く見込みで、ようやくヒノキ花粉のピークを過ぎそうです。

東海や関東は4月中旬までヒノキ花粉がピークとなり、まだ「多く」飛ぶ日もあるでしょう。
来週にはピークを越える予想となっていますので、あとしばらくは対策を続けてください。

例年、大型連休の頃も、僅かに花粉の飛散が続きますので、敏感な方は対策が必要でしょう。