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明日13日(木)は太平洋側にも黄砂が飛来する可能性があります。雨上がりで花粉の飛ぶ量が多くなる所もありますので、体調管理に注意が必要です。15日(土)~16日(日)は広い範囲で雨が降って、荒れた天気に。大雨になるおそれもありますので、最新の気象情報をチェックなさってください。

明日13日(木) 全国的に晴れる 関東や東海などでも黄砂注意

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今日12日(水)は本州付近を寒冷前線が通過し、日本海側を中心に黄砂が飛来していきました。場所によっては、視程が10キロメートル未満となっています。

明日13日(木)にかけては、太平洋側でも黄砂が飛来する予想です。東京で黄砂が観測されたら、2021年以来、2年ぶりになります。2021年は東京で10年ぶりに黄砂を観測しました(3月30日と31日、5月8日)。

明日は雨上がりで、花粉の飛ぶ量が多くなる所もあります。黄砂に加えて花粉のダブルパンチになることも考えられますので、注意が必要です。目のかゆみや咳が出るなど、体への影響だけではありません。車、洗濯物や植木鉢など屋外に置いている物が汚れたりと、生活にも影響が出てきます。

外出はできるだけ控えて、マスクをしっかりと着用するなど、予防することが大切です。また、晴れていても洗濯物は室内干しにするなど対策を行いましょう。

黄砂・花粉を防ぐには

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明日にかけて、広い範囲で黄砂が予想されています。黄砂や花粉をできるだけ防ぐには、以下のような対策がおすすめです。

① 外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段からこの習慣を心がけていただきたいものです。
② 感染症対策として、換気をする機会も多いかと思いますが、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。
③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。

15日(土)~16日(日) 低気圧が発達 荒れた天気のおそれ

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14日(金)は東シナ海から前線を伴った低気圧が近づいてくるでしょう。15日(土)から16日(日)にかけて、日本海に低気圧が発生し、本州の南岸に沿って、前線を伴った別の低気圧が進む見込みです。2つの低気圧は16日(日)にかけて、日本の東でまとまりながら発達するでしょう。

低気圧の進路や発達の程度によっては、西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨になる所がありそうです。16日(日)は北日本を中心に風が強まって、荒れた天気になるおそれもあります。

15日(土)~16日(日) 西日本から東日本の太平洋側を中心に大雨のおそれ

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低気圧や前線の影響で、九州など早い所では14日(金)は昼頃から雨雲がかかりそうです。雨の範囲は次第に東へと広がり、夜には中国や四国、近畿でも降りだすでしょう。

15日(土)は全国的に雨で、局地的にカミナリを伴って雨の降り方が強まりそうです。西日本から東日本の太平洋側を中心に雨の降る量が多くなる所もありそうです。風も強まって、横なぐりの雨になることもあるでしょう。
お出かけを予定されている方は、最新の気象情報にご注意ください。