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12日午前9時40分、福岡で「黄砂」が観測されました。黄砂は13日にかけて、九州から北海道の広い範囲で予想されています。健康への影響が出ないよう、対策を。

福岡で「黄砂」観測

きょう12日午前9時40分、福岡管区気象台で黄砂が観測されました。視程は8キロメートルです。

【追記】12日午前9時50分 広島で「黄砂」観測 視程10キロメートル以上

黄砂は、あす13日にかけて西日本から北日本の広い範囲で黄砂が飛ぶでしょう。黄砂の影響は、量が少ないと、遠くの景色がぼんやりかすむ程度です。ただ、黄砂の量が増えるにつれて、車や洗濯物などが汚れてしまったり、小型航空機の運航に影響がでたりすることもあります。黄砂が予想される場合は、注意が必要です。

なお、現在の黄砂の観測地点は全国で11地点(札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、鹿児島、那覇)となっています。

黄砂の健康への影響を予防するには

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黄砂の健康への影響を予防するには以下の3つのポイントがあります。

①最新の情報をチェックし、黄砂の飛来予測を把握しましょう。

②黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えることで黄砂を吸い込んでしまう量を減らすことが期待できます。特に、高濃度の黄砂が飛来しているときには、屋外での長時間の激しい運動は避けるとよいでしょう。 呼吸器や循環器に疾患のある方、小児、高齢者の方などは、体調に応じて、より慎重に行動することが大切です。洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。

③黄砂が飛来している時は、マスク(不織布マスク等)を着用することで、ある程度の予防効果が期待できます。マスクを着用する場合には顔の大きさに合ったものを選び、空気が漏れないようにしましょう。