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あす12日水曜は、前線通過に伴い日本海側から雨雲がかかりますが、本格的に雨が降る時間は短い見込みです。雨上がりの晴れとなり、九州~関東ではヒノキ花粉の飛散が多くなる予想です。加えて、黄砂も広く飛来する見込みです。花粉+黄砂の対策は?

あす12(水) 花粉+黄砂に注意

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あす12日水曜は、寒冷前線が日本海から南下する見込みです。前線通過に伴い、日本海側から雨雲がかかり、沿岸部中心に雨や風が強まる所がありますが、本格的にザッと降る時間は3時間程度と短い予想です。西日本や北日本の雨は午前中心、関東など東日本は午後中心に雨となりそうです。

雨が止んだあとは、油断禁物。雨上がりの晴れで、九州~関東にかけてはヒノキ花粉が多く飛ぶ予想です。加えて、13日木曜にかけて、黄砂が九州~北海道にかけて広く飛来するおそれがあります。

黄砂が飛来すると、花粉症などアレルギー症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。

花粉・黄砂を防いで快適に

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あす12日水曜~13日木曜にかけては、九州~北海道の広い範囲で黄砂が予想されていますが、春は、黄砂や花粉が飛びやすいシーズンです。黄砂や花粉をなるべく防ぐには、以下のような対策がおすすめです。

① 外から帰った時には、玄関を入る前に、洋服や髪の毛についた花粉を、しっかりと払い落としましょう。花粉症でない方も、普段から、この習慣を心がけていただきたいものです。

② 新型コロナウイルス感染予防のためにも、こまめな換気が求められていますが、窓を大きく開けると、その分、花粉も室内に入りやすくなってしまいます。窓を10センチ程度開けて、レースのカーテンをするだけでも、部屋の中に入ってくる花粉の数を、窓を全開にした時と比べておよそ4分の1に減らすことができるという実験結果もあります。窓を開ける幅は少しでも構いませんので、なるべく換気しながら花粉を防ぎましょう。

③ 洗濯物や布団は、できるだけ室内に干しましょう。花粉対策だけでなく、黄砂対策にも効果的です。その際、空気清浄機がある方は、ぜひ一緒に使ってください。綺麗な空気の中で、洗濯物や布団を乾かせば、より快適に過ごせそうです。

ピーク終盤 いつまで対策が必要?

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4月に入り、スギ花粉は東北や関東、東海の一部などで予想されていますが、「非常に多い」所はなく、ピークは越えた所が多そうです。また、ヒノキ花粉のピークも出口が見えてきました。九州~関東では、晴れて気温が上がる日も「非常に多い」所はほとんどありません。ただ、東海などでは4月中旬までピークが続く見込みです。

ピークを越えたあとも、関東などでは例年ゴールデンウィーク頃まで花粉が飛ぶことが多くなっています。今年の花粉シーズンも終盤ですが、花粉症の方はもう少し対策が必要になりそうです。