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この春、季節先取りの暖かさで、例年より早い桜の季節になりましたが、きのう8日からきょう9日、北海道・東北から北陸を中心に雪が降り、関東でも北部で積雪している所があります。

北海道・東北~北陸を中心に雪 峠越えの車は冬のタイヤを

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この春、季節先取りの暖かさで、例年より早い桜の季節になりましたが、きのう8日からきょう9日にかけて、寒気が流れ込みました。北日本付近の上空5500メートル付近で、マイナス30℃以下の2月中旬から下旬くらいの寒気です。このため、北海道・東北から北陸を中心に雪が降りました。

きょう9日、午前9時までの12時間降雪量は、福島県檜枝岐村で25センチ、山形県西川町大井沢で20センチなどとなりました。関東北部にも、雪雲がかかり、群馬県みなかみ町藤原で14センチなどとなりました。

きょう9日、午前9時現在、関東でも北部の山では積雪している所があります。峠越えをする車は、冬用のタイヤが必要です。

雪崩や雪どけによる災害に注意

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この後、11日頃をピークに季節先取りの暖かさになるでしょう。12日は雨が降る見込みです。北海道や東北を中心に風も強まり、大荒れになる恐れがあります。
積雪の多く残っている地域では、雪崩や雪どけによる災害に注意が必要です。急な斜面など危険な場所には近づかないでください。まとまった雨が降ると、積雪が大量にとけて河川の水位や水の流れる量が異常に増大することで、洪水が起こることもあります。この時期の河川は流れが速く、水も冷たいので、川遊びなどで不用意に川に近づくのは危険です。