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きょう9日(日)は、九州と四国、近畿は、花粉の飛散量が「非常に多い」でしょう。東海も「多い」予想です。天気が回復して、行楽などで外に出られる方も多いと思いますが、花粉対策は万全にしてお過ごしください。

雨上がりは花粉の飛散に注意

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きょう9日(日)は、北陸や東北、北海道は、朝まで雨が残る所はありますが、日中は天気が回復するでしょう。九州や四国、近畿では、晴れる時間が長く、気温も平年並みか高いため、花粉の飛散は「非常に多い」予想です。東海も「多く」、関東と中国地方も「やや多い」見込みです。北陸や東北は「少ない」でしょう。雨上がりのため、花粉は飛びやすくなります。ランクが低い所でも油断なさらずに対策はしっかりするようにしましょう。

九州から近畿、関東では、ヒノキ花粉がメインで飛散しています。ヒノキの花粉で症状が出る方はご注意ください。北陸や東北は、引き続きスギ花粉にご注意ください。新年度になり、新たな土地で新生活を迎えている方もいると思いますが、それぞれの地域にあった花粉対策をするようにしましょう。

花粉が飛びやすい条件

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花粉が飛びやすい条件には、大きく3つあります。

① 「晴れて気温が高い日」
スギの雄花は気温が上がると花が開きやすくなります。さらに、晴れて気温が高い日は、上昇気流が発生しやすく、花粉が舞い上がりやすくなります。

② 「空気が乾燥して風が強い日」
湿度が高いと、花粉が湿気を吸って重くなるため、遠くまで飛びにくくなります。一方、空気が乾燥して風が強い日は、都市部から離れた森林からも花粉が飛んできやすくなるため、いっそう注意が必要です。

③ 「雨の翌日以降や気温の高い日が2~3日続いた後」
雨の翌日以降は、雨の日に飛散しなかった分と、その日に飛散する分が重なって、より多くの花粉が飛びやすくなります。さらに、雨で地面に落ちた花粉が舞い上がることもあり、いっそう飛散量が多くなるといわれます。また、気温の高い日が2~3日続いた後も花粉がより多く飛びやすくなります。

花粉症の方は、毎日の天気予報をチェックして、花粉に備えてください。