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花粉シーズンも終盤。来週前半までは、各地で「非常に多い」ですが、12日水曜の雨のあとは、天気が回復しても「非常に多い」所はほとんどない予想です。ただ、「少ない」レベルになるのは、まだ先です。対策いつまで?

来週前半まで「非常に多い」 対策万全に

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あす日曜は全国的に晴れて、九州~関東にかけて「非常に多い」予想です。特に、ヒノキ花粉が多く予想されています。一方、スギ花粉は東北や関東、東海の一部などで予想されていますが、「非常に多い」所はなく、ピークは越えた所が多そうです。

この先、来週前半にかけては、九州~関東では「非常に多い」予想です。12日水曜は全国的に雨が降るため、飛散量は抑えられるでしょう。その先は、天気が回復しても、「非常に多い」所はほとんどない予想です。

東京23区 3月下旬から「ヒノキ花粉」が主流に

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東京23区の花粉の飛散の割合をみると、3月下旬からスギよりヒノキの割合が急激に多くなり、東京23区の観測地点(千代田・葛飾・杉並・北・太田)の合計が1200個以上を観測した日もありました(3月20日~4月3日まで)。

これまでに花粉が飛んだ数は、予測最大値に対して、立川など多摩地域では90%を超えた所もあり、花粉シーズンも終盤です(東京23区は1月4日~4月3日まで、多摩地域は1月4日~4月6日まで 東京都福祉保健局「東京都アレルギー情報navi.」データ)。

ピークの出口は4月中旬 GW頃まで対策を

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4月に入り、スギ花粉のピークは越えたとみられますが、ヒノキ花粉のピークも出口が見えてきました。ただ、東海などでは4月中旬までピークが続く見込みです。

ピークを越えたあとも、関東などでは例年ゴールデンウィーク頃まで花粉が飛ぶことが多くなっています。今年の花粉シーズンも終盤ですが、花粉症の方はもう少し対策が必要になりそうです。