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きょう8日土曜の関東地方は、晴れている所も油断禁物。午後は急な雨や落雷、突風、ひょうなど天気急変のおそれ。ザッと雨が降った後は、気温急降下。関東北部の山沿いでは、雪が降る予想です。4月に入りましたが、峠を越える車は注意が必要です。

晴れている所も油断禁物 午後は天気急変に注意

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きのう7日金曜の「春の嵐」から一転、きょう8日土曜の関東地方は、都心など南部を中心に晴れて、強い風も収まりました。東京都心では、午前10時前に20℃を超え、上着なしで快適に過ごせる陽気となっています。

ただ、晴れている所も油断禁物。地上の気温が上がっている所に、午後は上空に寒気が入ってくるため大気の状態が非常に不安定。雷の発生する確率が非常に高くなっています。

急な雨や落雷、竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。

雨の後 気温急降下↓

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雨がザッと降ったあとは、気温が急降下。夏の夕立のように、たった10分で5℃以上気温が下がるような所もありそうです。

東京都心では、夜は朝よりも気温が低く、21時で12℃くらい、あす9日日曜の朝は9℃まで下がる見込みです。一般的に、気温が10℃を下回ると、暖房が欲しいくらいと言われます。季節先取りの暖かさから一転、9日日曜の朝は一桁の気温となります。風邪を引かないよう、お気をつけ下さい。

今夜~あす明け方 関東北部の山沿いは雪

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8日土曜の夜~9日日曜の明け方にかけて、関東北部の山沿いで雪が降り、うっすうら積もる所もあるでしょう。峠を越える車は、冬装備が必要です。

あす9日日曜は、天気が回復しますが、朝は冷え込みます。群馬県みなかみ町など、北部の山沿いでは3℃以下の予想です。雪や雨が降った所では、朝は積雪や路面の凍結に注意が必要です。

急な雨や落雷・突風の前兆

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急な雨や落雷、突風の前兆となる現象は、大きく3つ挙げられます。

① 「真っ黒な雲が近づいてきた」
ゲリラ豪雨(局地的な大雨)をもたらすような、発達した積乱雲は、真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで動いているように見えたり、晴れていたのに、急に空が暗くなったりするのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

② 「雷の音が聞こえてきた」
ゴロゴロという音が聞こえてきたら、雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)のサインの一つです。

③ 「急に冷たい風が吹いてきた」
発達した積乱雲からは、雨粒とともに、冷たい風が勢いよく吹き降りてきます。風の変化にも、注意が必要です。

このような前兆を感じたら、すぐに安全な所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている時や、天気予報で「大気の状態が不安定」、「天気が急変」という言葉を聞いた時には、ゲリラ豪雨(局地的な大雨)の可能性がありますので、ご注意ください。