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きょう7日は、関東から北では暖かい南風の影響で気温が上昇。仙台市では今日まで3日間連続で最高気温が20℃を超えました。4月上旬までに3日連続20℃以上を観測するのは、62年ぶりのことです。桜の開花前線は本州最北の青森に到達しました。

青森で桜開花 秋田で桜満開 いずれも統計開始以来最も早い

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きょう7日は、寒冷前線の接近に伴って、関東や東北では暖かい南風が気温を押し上げました。午後3時までの最高気温は、仙台市で21.9度と、4月上旬までに3日連続で20℃を超えたのは62年ぶりのことです。千葉市などでも今年一番の暖かさとなりました。

桜の開花も進み、青森で統計開始以来最も早く開花(これまでの1位は2021年4月13日)。秋田では桜が満開になり、2021年に並んで統計開始以来最も早いタイ記録となりました。

西日本は寒気流入 気温大幅ダウンも

東北や関東が暖かかかった一方で、寒冷前線が通過後に冷たい空気が流れ込んだ西日本では、最高気温がきのう6日より大幅に下がった所もありました。

午後3時までの最高気温は、松江市で15.2度と前日より8℃も下がり、高松市も17.0度と前日より6℃も低くなりました。(各地、最高気温が観測されたのは未明で、日中は更に気温が下がっています。)

週末 東北は花冷え 週明けは各地で気温上昇

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週末は、北日本を中心に寒気が流れ込み、一時的に冷たい空気に包まれるでしょう。東北北部は一時的に花冷えとなりそうです。一方、西日本は寒さが少し解消して、昼間は日差しが暖かいでしょう。

週明けは、全国的に最高気温が高い傾向で、札幌市や秋田市などは15℃を超えて、仙台市も再び20℃以上になる予想です。関東から九州も広く20℃以上で、昼間は快適な陽気になりそうです。

来週の後半も、関東から九州は暖かさが続きますが、北日本は寒気の影響を受ける日がある見込みです。桜の季節は寒暖差が激しいので、お花見の際の服装選びにはお気をつけください。