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きょう6日(木)は、沿岸部を中心に強い風が吹いており、羽田空港では最大瞬間風速20.1メートルを観測しました。南よりの風のため、各地とも曇りや雨のわりに気温は高くなっています。

吹き荒れる南風

きょう6日(木)は、前線を伴った低気圧が日本海を東へ進んでおり、低気圧や前線に向かって、暖かい南よりの風が吹いています。

沿岸部を中心に風が強く吹いており、明け方には愛媛県伊方町で最大瞬間風速26.5メートル(5時45分)を観測しました。
日中も風の強い状態が続き、最大瞬間風速は兵庫県洲本市で25.2メートル(12時33分)、愛媛県大洲市で20.7メートル(11時36分)、東京都の羽田空港では20.1メートル(12時38分)を観測しました。

暖かい風で気温上昇

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南よりの風に乗って、暖かい空気が流れ込んでいるため、各地とも曇りや雨のわりに寒さはありません。

けさは富士山以外、氷点下の冷え込みとなった所はなく、朝9時までの最低気温は札幌市9.4℃と5月中旬並み、東京都心16.3℃と5月下旬並み、大阪市14.4℃、福岡市15.0℃といずれも5月並みで、各地ともこの時期としては暖かい朝でした。

日中の気温も北海道の太平洋側で20℃近くまで上がっているほか、東北や九州ではあちらこちらで20℃を超えており、香川県東かがわ市では27.3℃と夏日となった所もあります。

今夜からあすにかけても強風注意

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低気圧や前線の動きが遅いため、あす7日(金)にかけても風の強い状態が続くでしょう。朝の通勤・通学の時間には、強い風に加えて強い雨の降る所もあり、横なぐりの雨となることもありそうです。レインコートや濡れた体を拭くタオルなどがあるとよいでしょう。また、車の運転は横風を受けたり、雨で見通しが悪くなったりするため、注意が必要です。

※20:57 トップ画像を一部修正しました。